谷真海「パラ トライアスロン」の障がいは何?プロフや経歴は?

スポーツ:女性

こんにちは

うきうきです。

2021年東京パラリンピックが始まりましたね!

開会式の旗手トライアスロンの選手である谷真海さんでした

あれ?谷真海さんって、たしか陸上・走り幅跳びの選手ではなかった?と
思ったら、どうやら今回はトライアスロンの選手として出場するみたいです。

今朝のテレビで2000年シドニーオリンピックの銅メダリストの田中雅美さんが
出場の種目が3倍(走り幅跳び→スイム(水泳)、バイク(自転車)、ランニング)になったから3倍努力すればいいというものではない!それ以上の努力をしているはず!とおっしゃっていましたが、
そもそも走り幅跳びのトライアスロンでは、種目も全然違うし、かなりの努力をされたということがわかりますね。


今回は、谷真海「パラ トライアスロン」の障害は何?プロフや経歴は?を書いていきたいと思います。

谷真海の出場競技のパラリンピックのトライアスロンってどんな競技?

パラリンピックのトライアスロンでは、スイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロを連続で行い、合計タイムを競う競技です。

オリンピックだと、男子と女子の競技のみですが、
パラリンピックだと体に何かしらの障がいがある方々が競技に参加されるので、
その程度によって出場する競技が違います。

クラスは障がいの種類に応じて、車いすを使用する選手のクラス「PTWC」腕や足に障がいのある選手のクラス「PTS2~5」視覚に障がいのある選手のクラス「PTⅥ」の3種類。時に「ガイド」や「ハンドラー」と呼ばれるスタッフや、特別仕様の自転車などの力も借りながら、選手たちは自身に残された機能を最大限に生かしてレースに臨む。各種目の距離はオリンピックの半分で、スピード勝負が展開されるが、選手に求められるのはレースを乗り切る持久力、己に打ち勝つ精神力、ペース配分を冷静に行う判断力など、あらゆる要素を含んだ総合的な力だ。

引用元:https://sports.nhk.or.jp/paralympic/guide/triathlon/
引用元:https://sports.nhk.or.jp/paralympic/guide/triathlon/

谷真海さんは、この中のトライアスロン女子(運動機能障害PTS5)に出場されます

ちなみに競技は8月29日(日)8時31分にお台場海浜公園スタートになります。

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谷真海の障がいは何?

人は様々な個性があります。
先天的・後天的に下肢に障がいがある人もいるし、
いわゆる五体満足であっても内部疾患がある人もいる、
五体満足で内部疾患がなくても性格的に難がある人もいる。
全てひっくるめて個性だと思っているので、
誰誰さんはどんな障がいがある!という書き方をするのは好きではありませんが、
今回はパラリンピックに出場する選手ということを勘案して、
あえて書かせていただきますね。
(ちなみに、うきうきにも身体障碍者の身内がいます)

谷真海さんは、19歳の時に、足首に痛みを感じで病院へ行った時に、
骨肉腫がわかったそうです。

当時 谷真海さんは、早稲田大学の応援部チアリーダーズに所属していました。
早慶戦の応援や、チアのステージなどにも出場して公私ともに充実した生活を送っていましたが、
骨のがんの骨肉腫になり、ひざ下からの切除を勧められました。

高校時代も陸上部に所属していた谷真海さんは、運動をしない人生は考えられなかったし、
治療を受けはじめ痛みも軽減され始めていたので、なんとか足を残せないか?先生に相談しました。

真海さん
真海さん

先生のお子さんが同じような状況でも切断しますか

先生
先生

もちろん。命の方が大切だから

先生にそういわれて、生きていくために最善の方法だと信じて手術を受けることにしたそうです。

とはいっても、19歳の女の子がいくら癌で命の危険があるからと言っても、
切断をするのを決心するのは容易ではなかったと思います。

また手術後も抗がん剤治療を受け、入院生活は10か月に及び髪の毛も抜けたそうです。

そして、切断した右足には義足をつけるようになったそうです。

谷真海(たに まみ)のプロフィールは?

引用元:https://www.aflac.co.jp/gan/yokuwakaru/article/page68.html


旧姓:佐藤
生年月日:1982年3月12日
年齢:39歳
出身:宮城県気仙沼市
身長:163cm

学歴:仙台育英高校卒業
   早稲田大学商学部卒業
家族:2014年9月7日 電通社員の谷明輝さんと結婚
2015年4月27日第一子 海杜君出産

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谷真海の経歴は?

2001年 早稲田大学2年生(19歳)の時に、骨肉腫発症
2002年4月に右足膝以下を切断、水泳でリハビリしながら陸上競技でのパラリンピック出場を目指す
2004年サントリーに就職

走り幅跳び競技に参加
2004年アテネパラリンピックは3m95cmで9位
2008年北京パラリンピックは4m28cmで6位入賞
2012年ロンドンパラリンピックは自己記録更新4m70cmで9位
2013年4月のブラジルサンパウロ大会で5m02cmの日本新記録
2013年4月のブラジルサンパウロ大会で5m02cmの日本新記録
7月の国際パラリンピック委員会(IPC)世界選手権で銅メダルを獲得

東京オリンピック・パラリンピック招致活動
2013年3月国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会の現地評価
9月9月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたIOC総会の最終プレゼンテーション
どちらもプレゼンターとしてスピーチした。

谷真海さんは「スポーツの力」というのを信じているそうです
スポーツの力とは、「夢と希望をはぐくみ、人と人をつないでいく」ものだと思っているそうです。

2001年に骨肉腫になり右膝したから切断・抗がん剤などの副作用になりウィッグを使用するなど後遺症に苦労して、その後、2011年に実家が東日本大震災で被災。6日間実家と連絡が取れず気が気でなかったそうです。

そんな苦労をしてきた彼女だからこそ、招致活動のプレゼンターとしての言葉に重みがあったのでしょうね。


東京オリンピック・パラリンピック招致への貢献が認められて日経WOMANにより「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2014」受賞

※2016年瞬発力が必要な走り幅跳びは年齢的に厳しいと考え、以前からトレーニングとして取り入れていたトライアスロン競技に転向した

トライアスロン競技に参加
2017年5月14日、パラトライアスロンの世界シリーズ横浜大会女子(運動機能障害PTS4)で優勝
2017年9月、パラトライアスロン世界選手権で初出場で優勝
2021年8月24日東京パラリンピックの開会式の日本選手団旗手を務める

2021年7月東京パラリンピック出場参加条件である世界ランキング9位となる
2021年8月29日東京パラリンピック トライアスロン女子(運動機能障害PTS5)に出場 予定

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まとめ

谷真海さんは、東京パラリンピック トライアスロン女子(運動機能障害PTS5) に出場予定

谷真海さんは19歳の時に骨肉腫となり右ひざ下から切断。
義足を付けて、リハビリをしているうちにパラリンピックを目指すことにした

谷真海さんは、陸上競技 走り幅跳びでパラリンピックに3度出場

谷真海さんは、2013年に東京2020 オリンピック・パラリンピック招致活動のプレゼンターとして貢献

谷真海さんは、年齢的に走り幅跳びは無理だと考え、トライアスロン競技に転向し、
東京パラリンピックの出場権を獲得・また開会式では旗手を務めた。

谷真海さんの経歴をみると、私立最難関の早稲田大学に進学し、
2001年に骨肉腫となり治療を受け、2004年にはパラリンピックに出場。

その後も走り幅跳びの選手として頑張り続け、

2015年に母となり、ご主人が全面的に協力もあったものの、自らもものすごく努力を積んで
今を勝ちとってきた谷真海さんです。

物凄く努力家だということがわかりますね。

年齢的にも、もしかしたら今回のパラリンピックが最後かもしれません。

8月29日の競技では、自分の力を全て出し切って頑張って欲しいですね。

応援しています。

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